恋する質問・恋しない質問

タイトルは大袈裟過ぎますが、普通の出会いのはじめや、お見合いパーティーで相手との会話のチャンスがあった時に当然質問をする機会はあるかと思います。

その時間が長くても短くても、こんな風に質問していませんか？

悪い質問

♂　生まれはどちらですか？
♀　千葉の市原です

♂　趣味はなんですか？
♀　旅行によく行きます。

♂　他には
♀　映画鑑賞ですかね

♂　お仕事はなにされているんですか？
♀　営業事務をしています

これでは質問ではなく、面接のようです、個々の質問の関連性が薄く、質問をされた側にとっては事務的に答えるしかありませんし、質問側にとっても表面の情報しかわからないはずですし、質問者自体をアピールすることができません。

では良い質問とは…

良い質問

♂　趣味は？
♀　映画鑑賞ですかね

これは「悪い質問」にもでてきた質問ですが…

♂　映画は最近なにを見ました？
♀　「ベガスの恋に勝つルール」を見ました

♂　あぁ「キャメロン・ディアス」がでてるやつですね？
♀　そうそうすごいかわいかったですよ。映画的にはドタバタラブコメディの王道って感じでしたけど

♂　ラブコメが好きなんですか？
♀　あんまりこだわらないけど、多いかも、コメディではないですけど「幸せのちから」はDVDで最近みました。

♂　「幸せのちから」は公開イベント行きましたよ！公開イベントとかいったことありますか？
♀　ないですけど、いってみたいですね。あ、でも「キャメロン・ディアス」は見かけたことありますよ

♂　え？どこでですか？
♀　六本木だったかな？

♂　六本木？よくいくんですか？
♀　お休みとかにたまに。

映画の質問を皮切りに掘り下げていくような質問の形式ですが、どんどん答えが長くなっていって、関連する情報や質問される側のトーンが盛り上がっていくのがわかるかと思います。ちょっとわからないようなジャンルの話や会話でも知っている知識の範囲内で（知ったかぶりは絶対しない！）「興味はあるんだけどどういうきっかけで…」などと聞いてみれば答える側も嫌な気持ひとつせず答えてくれるはずです。

その答えの中にはさらに自分も興味のある掘り下げて聞いてみたい内容がきっとあるはずです。

よく、会話はサービス精神だと言われます。

「質問は」質問者が相手の情報を得たい。という単純な目的ではなく

「二人で会話を盛り上がって、ついでにお互いをもっと良く知ってしまおう！」
そのためには事前にいろんな情報を集めておき、知っていても再度聞いてみる、以前会話した内容をさらに掘り下げてみるなどが必要になります。

「わたしはあなたにこんなに興味を持っているから質問してるんですよ」

と伝わって、それに「応えて」くれるようであればよいですね！

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